初心の大切さを忘れずに

こんにちは。茂原産業 代表の雪田です。

茂原産業は毎週火曜に全体での朝礼と、私たちがいつも使っている環境や設備を維持する『整理・整頓・清掃』の3S活動をしています。

朝礼は全員参加です。週に1度、全員が集まる貴重な機会です。

朝礼では、代表である私がその時に感じていることを、心に残りやすい一言にして社員に話しています。

今朝は新聞記事で見つけた「仕事の三原則」についてお話ししたいと思います。

①頼まれごとは必ずやりきる。

②50点で構わない。早く出せ。

③つまらない仕事などない。

信頼される仕事をすうるための基本だと思います。

それぞれについて説明すると

①当たり前のことと思われるかもしれませんが、やりきれないひとがいるのも事実です。上司は指示を覚えているものです。

頼まれごとをやりきれないと、仕事を任せることができません。

②何日もかけて100点を目指すより、1日で50点に仕上げて上司の判断を仰ぐ方がゴールへの近道になります。

中間地点で指示を仰げば方向性を間違えることも少なく、的確なアドバイスをするのは上司の仕事です。

③単調な作業でも、自分なりの工夫で作業効率を高めたり、新しい提案をしたりすればモチベーションが上がります。

どこかに楽しい仕事が転がっていないかを探すより、目の前の仕事をどうすれば楽しめるか考えることが大事です。

特に我社の規模では、各部署や工程に分かれての仕事なので、自分のやっている仕事がつまらない仕事だと思っていることはないと思いますが、各分担である程度決まったことの繰り返しになりますので、

③の自分なりの工夫は重要だと思います。

また、①②に関しては、催促されることがあると思います。催促された場合には、重要なのが、期日を決めているかどうかだと思います。

お互いにいつまでと決めていないから、考えている仕上がり日に差が出て、催促になってしまうのだと思います。例えば期日を10日後と決めていたのに、2~3日後にできた?と聞かれることもあると思いますが、これは催促にはならないと思います。それまでの状況を説明すればよいことだと思いますし、②にあるように、この聞かれるより前に50点の仕上がりで報告していたら、自分が考えていたことより的確なアドバイスを受けられるかもしれませんし、相手からの評価も上がるものだと思います。期日を決めたら普通は催促はないものだと思います。その日までに仕上げて提出すればよいのですから。では、その日に100点で出せばよいのかというと、そういうものではないです。1秒でも早く結果を出すことが大事だと言っているわけです。催促されることもなく、頼まれた方が先に出すのですから何の問題もありません。もしかしたら、仕上げたものが依頼者の考えたものと違っていても、期日までに修正する時間が取れるかもしれません。こういう姿勢が一緒に仕事をする人の信頼を得ることになるのだと思います。特に我社もそうですが、仕事は自分一人で行っているものではありません。お互いが協力し合ってやっていて、みんなが常に100点であれば問題ないかもしれませんが、人間が行う以上、時間のずれも発生するだろうし、結果のレベルも違ってくることもあるので、早く早く途中経過を報告して早く結果を出す方向をさらに考えるということをした方がいいですよ、ということだと思います。また、今の我社の現状では、ゆったり待っているような余裕はないので、お伝えした三原則に則って仕事をしていってもらいたいと思います。