2020東京オリンピック
こんにちは。茂原産業 代表の雪田です。
茂原産業は毎週火曜に全体での朝礼と、私たちがいつも使っている環境や設備を維持する『整理・整頓・清掃』の3S活動をしています。
朝礼は全員参加です。週に1度、全員が集まる貴重な機会です。
朝礼では、代表である私がその時に感じていることを、心に残りやすい一言にして社員に話しています。
今週の話は、現在開催中の2020東京オリンピックから私が感じたことをお話ししたいと思います。
コロナ禍での開催に賛否両論ありましたが、テレビでの試合中継や選手たちに関する様々な情報を見聞きしていると、「開催して良かったな」と思われる方も多いのではないでしょうか?
私も「やっぱりスポーツは良いな」「観客がいないのは寂しいな」と思いながら、日々観戦しています。
今回のオリンピックは、開幕が近づくにつれ開催反対の意見もどんどん増えていったように感じます。
実は開催に向けての国のアナウンスに問題があったので
「開催して欲しいけど、国の説明では納得がいかず反対に回った」といった意見も多かったのではないかと思います。
せめて、
『オリンピックをこの時期に日本で開催しなければいけない理由』
を明確に日本国民に伝えてくれれば、開催に前向きになれたのではないでしょうか?
色々な憶測が飛び交い、出場する選手たちは直前まで不安だったものと思います。
ここ数日は選手への誹謗中傷も多いと報道されていました。
個人というものが表に出ないから、平気で人を傷つける。
象徴のような行動だと思います。
日本は単一民族国家だからか、理念のようなものが無く、個人にも甘えがあるように感じます。
「国が何とかしてくれる」
「誰かが何かを言ってくれる、やってくれる」…
同じように
「みんなも言ってるから、大丈夫だろう」
「私一人が何かしたって、何も変わらない」
「ネットで誹謗中傷したってわからないでしょう」…
サッカーの競技後のロッカールームに、負けたニュージーランドの選手から
「ありがとう。素晴らしい時間を過ごせました。日本代表の幸運を祈っています。頑張れ!」
とのメッセージが残されていたという話。
この話から、ボランティア精神のようなものを感じました。
柔道の用語で『自他共栄』、共に生き栄えようという意味の言葉もありますね。
我々日本人は、欧米人達のボランティア精神を見習わなければならないと感じました。
パラリンピックも控えていますが、コロナの感染状況も思わしくなく、不安ですね。
選手の皆さんが安心して競技に集中できるように、応援してあげたいですね。