やり過ぎとやり足りない

朝礼 一言

こんにちは。茂原産業 代表の雪田です。

茂原産業は毎週火曜に全体での朝礼と、私たちがいつも使っている環境や設備を維持する『整理・整頓・清掃』の3S活動をしています。

朝礼は全員参加です。週に1度、全員が集まる貴重な機会です。

朝礼では、代表である私がその時に感じていることを、心に残りやすい一言にして社員に話しています。

今週は孔子の【過ぎたるは猶及ばざるが如し】 の言葉を選びました。

度が過ぎたものは、足りないものと同様によくない。不十分なのも困るが、過剰なものには弊害があり、物事にはほどよさが大切である。

もっと簡単に言うと、何事も程ほどが肝心で、やり過ぎはやり足りないことと同じように良いこととは言えない。という意味です。

やっておけば安心、やり過ぎは何か問題なの?と思いませんか?

私たちの身の回りには『過剰』という言葉が意味するよくないことがたくさんあります。

例えば製造業の弊社を例にすると、

過剰在庫、過剰品質、etc…

私たち、茂原産業はリチウムイオン電池の、高品質なトータルサービスを提供していますが

本当にお客様のニーズに寄り添った高品質が必要だと、改めて考えさせられます。

不足、過剰ともに同じくらいのデメリットが発生します。

一番いいのは、

適当、いい塩梅、適切、相応、程良く等々。

『ちょうどいい』が◎です。でもそれが一番難しいです。

これに似た家康が残したといわれる遺訓があります。

【及ばざるは過ぎたるに勝れり】

どちらの言葉も適切で謙虚が良いということで、やり過ぎておけば不安はないと思いがちですが

不安にならないように、根本的な対策をしなければなりませんということですね。

今日も私たち茂原産業はお客様のご要望に応えられるように、『ちょうどいい』を探す仕事をしています。